
「副業解禁元年」と言われ、会社員+副業という働き方やフリーランスとしての独立を選ぶ人が増えています。
「自分の能力を活かせる自由な働き方」を多くの人が求めているということであり、それが可能な時代だということでもあります。
ただ、副業を始めるにはどうすればいいのか、独立するためには何を勉強すればいいのかなどわからないことも多いものです。
そこでこの記事では、副業をしたり、フリーランスとして活躍したりするのに知っておいた方がいい知識を学べる書籍を紹介していきます。
新しい働き方をするためには、それに関する新しい知識を学びましょう。
わたしはたくさんの本を買って読みましたが、特におすすめの5冊を厳選し記事にまとめました。副業を頑張りたい方、フリーランスとして独立したい方は必須の5冊です。
ではいきましょう!
世界一やさしいフリーランスの教科書1年生(著者:高田ゲンキ ソーテック社)
この書籍では、フリーランスとしての働き方の全般を学べます。
フリーランスのイラストレーターとしてベルリンで働く著者の高田ゲンキさんが、会社員+副業から独立した体験を基に書かれています。
高田ゲンキさんが先輩フリーランスから直接聞いたアドバイスなどもまとめてあるので、とても価値があります。
この本で学べるポイント
- フリーランスは自分から営業すべき
- 会社員時代にできることを洗い出し、準備すべき
- 目標となるフリーランスを見つけ、徹底的に参考にするのがいい
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人がうごくコンテンツのつくり方(著者:高瀬敦也 株式会社インプレス)
この書籍は、仕事の内容面について深く書かれており、読んでライターとしての基本に立ち返らされました。
簡単に言えば、ライターの仕事はクライアントさんの求める記事を書いて、コンテンツを作るお手伝いをすることです。
仕事の全体像が見えなければ、手元は暗いものなのです。
フリーランスであれ会社員であれ、仕事とは何かのコンテンツを生み出すもの。
クライアントさんとコミュニケーションを取る上で、彼らが何を求めているのかを知る手掛かりとして押さえておいた方がいい知識がいっぱいでした。
この本で学べるポイント
- コンテンツ化には「どこから見るか、誰から見るか」が大事
- 当たるコンテンツの本質は変わらない。「見たことのある企画」にテクノロジーを掛け合わせると、ヒットする可能性は高い
- 「人がうごくコンテンツの作り方」は、「人がうごく気持ちのつくり方」
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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている(著者:ふろむだ ダイヤモンド社)
読んで衝撃を受けました。
「いいものを作っていれば売れる」というのが思い込みに過ぎず、それは売るための前提条件に過ぎなかったということが分かったからです。
わたし自身、これからライターとして活動するにあたっていい記事を書くのは当然ですが、「いい記事を書けばライターとして売れる」というわけではなかったのです。
本書で言われている「錯覚資産」。作らねば。
この本で学べるポイント
- 錯覚資産を持たない人間には、発言の機会さえ与えられない
- 「実名顔出し」が推奨されることが多いが、ペンネームにも利点はある
- 最初は、「錯覚資産」を得られる仕事に小さく、多くかけるのがいい
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共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る(著者:ゆうこす 幻冬舎)
副業もフリーランスも基本は自ら営業し、仕事を受注しなければなりません。
SNSはこの点でとても有効ですが、この本には、SNSで仕事を創ってきた経験のある著者のゆうこすさんの戦略や体験談が豊富に紹介されています。
SNSを始めたばかりという人から、歴の長い人まで新しい発見がいっぱいです。
この本で学べるポイント
- 自分がワクワクすることじゃなければ、発信しても意味がないし継続できない
- 自分のことって、自分が想像している100倍くらい、実は相手に伝わっていない
- 人脈は死ぬ気でつくる
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お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!(著者:大河内薫 若林杏樹 サンクチュアリ出版)
最後に紹介するのは「フリーランス税本」と呼ばれるこの本です。
この5冊の中でも一番推したい本で、これまで会社がしてくれていた税金関係の仕組みやきまりをわかりやすく網羅的に解説してくれています。
もちろん、税金のことは「ネットで調べながら」でもできますが、一度抜けなく網羅しておくことで、何を知らないのか、というところから気づかせてくれるのです。
費用対効果は間違いなく抜群なので、ぜひ読んでほしい1冊です。
この本で学べるポイント
- とにかく1冊でフリーランスがやるべき税金関係の知識を網羅できる
- フリーランスが必須なのはもちろん、会社員としても知っておくべき知識がいっぱい
- マンガで読み進められるので、気軽に何度でも勉強できる
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最後に
わたしは会社員+副業でライターとして半年間の経験と実績を積み、フリーランスのライターとして独立します。
副業時代はもちろん、独立してからはなおさら「いかに仕事を受注するか」というのがキーになります。
そのためには
- どのような姿勢で仕事をするか
- 実力だけでなく、どのように「錯覚資産」を作るか
- どのように「錯覚資産」を活かすか
ということを考えなければなりません。
この記事で紹介した本には、これら、副業やフリーランスとして成功するために必要な知識が豊富に載っています。
まだ読んでいない方は、気になったものだけでも構いません。ぜひポチるか、書店で手に取っていただければと思います。
ライター
めんおう
|スマートニュース掲載、上位表示記事多数|コラムの連載、寄稿(わたしのネット様、ゼロプラス様、スタープラチナ様など)|気軽にご連絡ください!
ブログ:めんおうブログ
Twitter:@mennousan