マイホームを0円で建てる方法

最近新築の一戸建てを建てた猫野きなこです。

マイホームがほしいけど長期の住宅ローンを組むことに不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

私達が建てた家はある方法を使って毎月のローン支払金額を0円で建てることができました。毎月の支払いがないので、精神的にとても楽です。

今回は私達が新築の家を0円で建てることができた方法を紹介します。

賃貸にできる家を安く購入する

私は賃貸営業をしていた頃、大家さんという職業に憧れを抱いていました。とにかく楽にお金が入ってくるのを間近で見ていたからです。

しかし、当時20代の私には広い土地もお金もありませんでした。中古のアパートでも数千万円の金額が必要ですし、投資用のローン金利は高いです。

ある日、賃貸の仕事をしていて極端に数が少ない物件があることに気づきました。それは築浅の戸建て賃貸でした。

実は私達が建てた今回の家は二軒目の家になります。

最初に建てた家は私が独身の頃に購入した家で現在ローンは残っておらず、その家を高く貸すことによって今のローンの支払いを賄えているのです。

一生のうちで家を購入するのは人生で1~2軒が普通ですが、1軒目の家を安く購入することによって一生のうちに3軒~4軒くらい家を持つことは不可能ではありません。

しかし、この方法は最初の家の値段が高いとローンの支払いがいつまでたっても終わらず、二軒目の購入にたどり着けません。一軒目の家を安く購入する方法を紹介します。

安くいい土地を購入するポイント

土地がない場合はかなり安い値段で購入することが重要です。田舎に行くほど土地の値段は下がりますが、立地は変えられません。

土地選びで重要なのは、利便性を重視して狭い土地を選ぶことです。

これから高齢化が進み、田舎の一戸建ては過疎化が進んでいくことが予想されます。持ち家を賃貸にする場合、田舎の広い土地よりも便利な土地に建つ狭い家の方が賃貸としての価値が高いです。

私が一軒目に購入した家は私道に面しており、土地面積は30坪ほどで、価格は150万円とかなり安かったです。駐車場は1台のみ駐車可能で接道の道幅も狭く、車二台ですれ違うことができません。

しかし立地は非常によく、駅や大型ショッピングモールに徒歩で行くことができますし、大手企業もたくさんあります。

土地は以下のような条件で安くなりやすいです。

  • 私道に面している土地
  • 家までの道幅が狭い土地
  • 日当たりが悪い土地
  • 土地の形が悪い

他にも色々な条件で安くなっている土地があるので、常に不動産情報をチェックしてわからない単語があれば自分で調べるようにしてみてください。

そうしていると新着物件がいい土地かどうかの見分けがすぐにわかるようになってくるので、安くていい土地が出た時にすぐ購入できるように資金を蓄えておきましょう。

安く家を建てる方法

CMをバンバン流しているような会社は広告宣伝費がかかるので、どうしても割高な家になってしまいます。大手企業だと従業員の給料が高いので、高い人件費もブランドという名を借りて上乗せされてしまいます。

最近は家を建てる建築会社をいくらでも選ぶことができるので、地元で安く建てることができる会社の中から自分がいいと思う会社を選び、安く家を建築してもらうことをおすすめします。

それでは安く家を建てるポイントを紹介します。

設備は必要最低限にする

安いチラシにつられて契約したものの、魅力的な設備が選べるとオプションでもグレードアップしたくなります。

しかし、私の一軒目の家は将来賃貸にすると割り切って、設備は標準のままにしました。

その結果、土地が狭かったので建物も安く建てることができ、土地と建物合わせて1200万円くらいで新築を建てることができました。

頭金多めでローンを減らす

現在は不景気でローンの金利は低いですが、それでも金利に支払うお金は数百万くらいになります。

住宅ローンが残っていると賃貸として貸すことができないので、早く返済するために頭金を多く支払って借りる金額を少なくしました。

庭は全て駐車場にする

庭の外構費用は結構高いです。賃貸では庭よりも駐車場の方が重要度が高いので、庭は全て駐車場にしてそれ以外の外構費用をかけないようにしました。

木を植えると葉が落ちたり、根や枝が伸びて手入れが必要になります。賃貸用にする家には木を植えないことをおすすめします。

ウッドデッキも定期的な塗替えが必要になるので作らないほうがいいでしょう。

持ち家は小さい家から購入して大きくしていく

普通の人は最初から2500〜3000万のローン(地方価格)を組んで家を購入すると思いますが、夫に病気や事故があったりするとローンが支払えなくなるリスクがあります。

住宅ローンの団信や生命保険に加入していれば死亡や高度障害、3大疾病特約(ガン・脳卒中・心筋梗塞)などで保険金が支払われますが、「過労やパワハラなどで精神疾患になって働けなくなった場合は適用されない」という落とし穴もあります。

家を建てる時はいきなり大きく建てずに小さく建ててヤドカリのように移り住み、徐々に大きい家を建てていく方法がおすすめです。ローンを早く払い終えることができて、さらに大きい家を建てることができます。

「今はお金がなくて家が建てられない」「ローンが組めない」という人は、貯金をして現金で安い中古住宅を購入する方法もあります。

家に住みながら自分なりにおしゃれに安くリフォームしていき、その家を担保にローンを組んで小さめの家を新築で購入すれば、貸した家賃分はローンの支払いが軽くなります。

「ローンを払い終えたらさらに大きな家に住む」という方法を繰り返すことによって、家と土地の資産が増えていって最終的に自分の理想とする家に住むことができます。

「すでに家を購入してしまった」という人でも中古住宅を現金で買ってリフォームして貸す方法もあるので、まずは種となるお金を貯めることから始めてみましょう。

ライター
猫野きなこ

猫と暮らしながら趣味でお絵かきしてるライターです。
ブログでは過去の体験談を漫画に描いたり、ダイエットレシピを公開しています。
ブログ:きなこ猫のスッキリ生活 
    きなこ猫の不妊活ブログ
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