
柴犬と猫を1匹ずつ飼っているnanpoo(なんぷー)と申します。これからいよいよ暑くなってくる時期、気になるのがペットのための空調管理。
ペットのためにエアコン入れなきゃ!という時期の到来です。犬猫と暮らしている我が家の空調管理にまつわるお話です。夏、冬の両パターンをご紹介します。
4コマ漫画『ペットのためにエアコンを入れる』




わざわざクーラー付けておいたのに「なんでそっちの部屋!?」という気持ちにならずにいられないです。
夏の場合
冷房

夏の時期、エアコン(冷房)は付けっぱなしにしています。基本的に外出時にエアコンを付けっぱなしにするのは一部屋だけ。
留守中はあまりガンガンに冷房を効かせるのではなく、26~28℃ぐらいのマイルドな温度設定にしています。
また、他の部屋とも行き来ができるように、ペットが通れるぐらいのドアのスキマを開けています。
ちょっと小一時間留守にするだけでも部屋の温度はぐんぐん上がり、常に毛皮を着ているような状態のペットたちには暑すぎるだろう…という理由なのですが、上記の漫画のように実際は一番暑い部屋に自ら移動して寝ていたり、猫の本心がなかなかわかりません…。
なお飼い主にとっては、帰宅後すぐに涼しい部屋を堪能できるというメリットもあります。
頻繁にエアコンのスイッチをオンオフするよりは付けっぱなしの方が電気代も節約になるそうですので、これが正解かなとは思っています。
ペット用ひんやりシート

柴犬には一時期『ペット用ひんやりアルミシート』を購入して使用していました。結構気に入ってこの上で寝てくれたりする姿も見られたのですが、最初は怪しんで全然上に乗ってくれなかったのを覚えています。
以前実家で飼っていた犬は『ペット用ひんやりジェルシート』(ジェル状の保冷剤が入っているシート)を本気で嫌がり、せっかく買ったのに一度も座ってくれずにガッカリしたことがあります。

このひんやりシート系に座ってくれるかどうかはペットの個体差にもよりますが、『全然座ってくれないこともある』ということを念頭に置いて購入した方が、心のダメージおよび、お財布のダメージを軽減できるとは思います。
結構高価なのに座ってくれないとなかなかショックが大きいです…。
冬の場合
我が家は九州、鹿児島県在住ですが、冬場はやはり寒いです。氷点下になることもあるため、暖房は必須です。
暖房

エアコンの暖房を使うこともあるのですが、我が家の暖房は石油ストーブがメインです。石油ファンヒーターも併用していますが、猫は風にあたるのが嫌いなようで、じんわり暖かい石油ストーブがお気に入り。
冬の時期は犬も猫も暖かい場所がいいのか、2匹並んで仲良くぬくもっている姿もよく見られました。石油ストーブは灯油の補給や購入が面倒くさいものの、すぐに暖かくなってくれる点がとても優秀。
そして電源がいらないため、災害時にも活躍が期待できます。
ただ、この石油ストーブを利用する際に注意点があります。できればストーブの周りをぐるっとガードできるものがあった方がいいということ。
一度うちの猫がアツアツの石油ストーブの上に乗ろうと思ったのか、一瞬だけ前足を乗せてしまい、「アチッ!!」と飛び上がる事件がありました。幸いひどい火傷などにはならなかったのですが、小さなお子様のいるご家庭などでも同様に充分お気を付け下さい。

そういう点ではエアコンの暖房が一番安全なのかもしれません。しかし電気代と空気の乾燥がやはり悩ましい所。
こたつ

犬も猫も大好き、こたつ。初めて出したときは「ナニコレ?」という反応だったのですが、中が温かいことに気付いたら犬も猫もすっぽりイン状態に。
ただ、ペットと一緒に使うとなると、こたつ布団の毛まみれ度がなかなかひどく、お手入れの大変さから我が家では次第に使わなくなってしまいました。
こたつ布団が結構分厚く、家庭用洗濯機で洗えないほど大きいものを買ってしまったため、お手入れの楽さを求めるなら、そこそこ薄いタイプにするのもアリだと思います。
ホットカーペット

冬場のリビングではホットカーペットを愛用しています。とても温かく、大人も子供もペットも、びろーんと横になりたくなる快適さ。
節約の点では、強さを『弱』にする、こまめにスイッチオフにする、を心掛けています。『弱』でも充分暖かいです。
カーペットの上側(カバー)は家庭用洗濯機で洗えるタイプなので、もし汚してしまっても気軽にお手入れできます。
普段は掃除機を入念にかけたり、コロコロ粘着ローラーテープなどでペットの毛を掃除するようにしています。
ふとん

冬場の留守中、部屋の中はすごく寒くなってしまうのですが、夏のように暖房付けっぱなしにはしていません。(火事などが怖いため。)
そんなとき、猫は勝手に人間用の布団の中にもぐりこんで暖を取っています。我が家はベッドに軽く折りたたんだ掛け布団が常に置いてある状態なので、猫にとっては入り放題。
掛け布団が羽毛布団なせいか、猫が入ってた空間が本当にあったかくてびっくりします。電気代や火事の心配もないため、これが一番節約かつ安全な方法かとは思います。
まとめ
以上が我が家で主に実践している、ペットの冷暖房、空調対策でした。
とくに夏場は犬や猫も熱中症になることがあるため注意が必要です。ほどよく空調管理して、人もペットも快適に夏を乗り切りたいですね。